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三橋淳 (テニス選手) : ウィキペディア日本語版 | 三橋淳 (テニス選手)[みつはし じゅん]
三橋 淳(みつはし じゅん、1989年6月1日 - )は、イギリス出身の日本の男子プロテニス選手。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。ATPランキング自己最高位はシングルス295位、ダブルス217位。所属はフリー。 身長165cmとプロ選手としては極めて低い身長〔2009年5月4日付のATPシングルスランキングで三橋より上位に位置する160cm台の選手は、身長167cmで128位のオリビエ・ロクス(ベルギー)のみである。〕ながら、身長のハンデを補う程に鍛え上げられた体を駆使したパワフルプレーを武器とし、また日本人選手としては珍しくクレーサーフェスを得意とする等異色の選手として知られる〔フューチャーズシングル初優勝はイランで開催されたクレー大会であり、他にもエジプト、イランのクレー大会で準優勝を記録している。〕。3歳年上の兄、洋祐も全日本テニス選手権に出場歴のある大学テニス選手であった。 == 来歴 == イギリス生まれ。Heartland小学校卒業後、日本に帰国し川崎市立王禅寺中学校へ入学。中学時代は2004年に全国中学生テニス選手権シングルス優勝。駿台甲府高等学校進学後は2005年にトヨタジュニアシングルス優勝、同年のジュニアデビスカップU-16大会でも錦織圭、喜多文明と共に日本代表として出場。前年大会では11位だった日本を5位入賞に押し上げた。2006年は全国高等学校総合体育大会テニス競技大会団体部門準優勝。翌2007年、プロ転向と共に同校中退。地元神奈川に戻り荏原SSCに所属。同年は全日本ジュニア選抜室内テニス選手権大会、フューチャーズダブルス優勝などの成績を残した。 2008年は三橋にとって躍進の年となり、フューチャーズシングルスで2大会優勝、2大会準優勝などの好成績を収めると、11月の全日本テニス選手権でベスト8進出、12月のイザワ・クリスマスオープン・テニストーナメントでは決勝で權伍喜に 6-3, 6-2 のストレートで勝利し、見事優勝を果たした。これらの活躍によりランキングも年初の1303位タイから年末には365位まで大きく上昇させた。 2009年は7月からドイツに拠点を置きヨーロッパの大会を中心にツアーを転戦、シングルスではフューチャーズ1大会優勝と去年ほどの成績が残せず年末ランキングも397位と前年より下げたが、ダブルスでは好成績を収め、8月のトルコフューチャーズ3連戦から柏フューチャーズまで4週連続優勝を果たすと、11月の慶應チャレンジャー国際テニストーナメント、ダンロップワールドチャレンジテニストーナメントでも2週連続準優勝の成績を収める活躍でランキングを年初の747位から年末には282位まで上昇させた。第8シードで出場した全日本テニス選手権ではシードを守り前年度優勝者、第1シードの添田豪との準決勝に進出。7-5, 5-7, 2-6 のスコアで敗れるも大会2連覇を果たした添田から唯一セットを奪った。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「三橋淳 (テニス選手)」の詳細全文を読む
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